2010年12月25日土曜日

30代IT社長「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」

転職とは直接関係ない話ですが、今回紹介するのは30代IT社長の話です。
この社長、なかなかクセのある社長のようです。

自身は「上司が悪い」と言いながら転職を繰り返し、最終的に起業に辿り着いたのですが、社長になったら「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」といったようなことを言っているのです。

3年前、ビジネス雑誌の取材で社員20人ほどの人材コンサルティング会社を取材した。
年間売上は3億円、創業6年目のベンチャー企業だ。
経営者は、30代半ばの男性。印象に残っている言葉はこのようなものだった。

 「『会社が悪い』『上司がダメだ』と言っている若い奴らの98%は甘ったれ。給料分を稼ぐことができないのに、批判をするな。うちにも数人いたが、辞めさせた」――。

 実は、この経営者も元“甘ったれ”だ。本人に聞くと、都内の私立大学を卒業後、7~8年で4~5つの会社を変わった。
退職する理由は、そのほとんどが「上司が自分を認めない」というもの。
部下が上司を批判することが「甘え」ならば、彼自身も会社員のころに「甘えていた」と言える。
つまり、上司を批判するいまの部下は、かつての自分なのである。

ベンチャー企業の経営者とは、だいたいがこのようなものなようです。

今回の記事で何が言いたいかと言いますと、転職を繰り返すということの理由、自分に会社が合わないということについてです。

転職を繰り返すことの理由は、多くが「会社と合わない」ということだと思います。
また、何か合わないか、という理由については給料、人間関係、会社のシステム、会社の業務と、いろいろあると思います。


会社と合わない、について深く掘り下げて考えてみましょう。

いくつもの転職を繰り返して、その転職の理由が「会社と合わない」である場合、それは実は自分の中に、会社の理想の姿が出来上がっているのではないでしょうか。
だからこそ、様々な会社と自分がマッチすることがなく、転職を繰り返している。

では、その理想の会社の姿とは何でしょう。
それを明確に書き出してみると、今回の記事で取り上げられているベンチャー企業の経営者のように起業できるのではないでしょうか。
また、今回の記事で取り上げられているベンチャー企業の経営者は、こうやって起業に至ったのではないか、と思います。


何度も転職を繰り返しているということは、こういったように起業に向いているのではないか、と思った記事でした。


・30代IT社長「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」