2010年12月24日金曜日

高学歴文系&職歴なし&30歳でWebクリエイターになる方法

転職に向けてというテーマに沿って記事を書くのは、当ブログではこの記事が第一回目となります。

今回の記事で紹介するのは、何も知らないところからweb業界に飛び込んだ方が、同じような状態でweb業界に飛び込もうとする友人に向けて書かれた記事です。
筆者の経歴が書いてあるのですが、やはり、何もないところから未知の分野に飛び込んでいくというのは、それなりの覚悟がいるようです。
その様子が赤裸々に綴られれています。

web業界に入られて、相当な勉強をされたみたいです。

私もweb業界に多少足を踏み入れているのですが、勉強しなければならないことが山のようにあります。
前職がケミカル系の研究開発であったので、全く異分野のこの業界に転職となると、これまでのことが通用しません。
日々勉強です。


異分野への転職となると、やはりこういう大変なものである、というのは何もこの記事を読まなくても解ることなのですが、この記事で素晴らしいのは、それを達成して生きていくためのはどうするかということが書かれていることです。
この記事では究極的には、異分野への転職が最終ゴールになっていません。
確かに、この方法であれば、web業界でなく様々な業界の転職にも通用すると思います。

転職がうまくいかない理由の一つとして、雇用主と被雇用者の求めるもののミスマッチがあります。

例えば、

  1. 雇用主がある特定人物を欲しているとします。
  2. しかし、その特定人物は高望みして他の会社へ行きたがっている。
  3. さらには、その特定人物が行きたがっている会社はより上等なスキルを持った人物を欲している。

というようなミスマッチです。
このようなミスマッチが多発しているからこそ転職が上手くいくことが少なく、そしてハローワークの求人が0になることはないのです。


このミスマッチの原理が解れば、逆にこれを転職に利用すればいいのです。


今回紹介する記事でも書かれているのですが、

  1. まずは自分の現在の立ち位置を見極める
  2. 自分の現在の能力で通用する会社を探して、とりあえず入社する
  3. 入社してスキルをひたすら磨き、実績を残す
  4. 実績を武器に最初は挑むのが無理だった会社に転職を試みる

という流れ以外にないように思います。
ダイヤの原石は磨かなければ永遠に、ただの石ころなのです。
まずは石ころを磨く環境を見つけることが重要なのです。

前回の記事でも書きましたが、現在は終身雇用というシステムが陳腐化して、転職が当たり前の時代です。
転職したからといって、その転職先で一生働かなくても良いのです。

次の転職をどうするかを見据えて転職する、というスタイルが一般的になる日も近いように思います。
そういう時代が訪れたら、恐らく、俗に言うブラック企業というものは日本から減ってくるのではないかと思います。
会社側も優秀な人材を長く会社にストックしておきたいと考えるでしょうから。


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