2010年12月31日金曜日

やりたいこと、理想を求めるだけでは就職活動は成功しない―企業に求められるはどんな人なのか

転職サイトの当ブログですが、今回紹介させていただく記事は新卒者の就職に関する記事です。
しかし、転職にも参考になるようなことが書いてあったので紹介させていただきたいと思います。

ちなみに、新卒者の就職状況の推移は以下のグラフになっているようです。

グラフ

10月1日時点で、今春卒業予定の大学生の就職内定率は過去3番目に低いようです。
おそらく、これは転職についても言えることであると思います。

そこで今回の記事から有益な情報を提供できれば幸いです。
今回の記事では、企業の新卒者に求める姿が書かれていますが、これはそのまま転職者にも当てはまると思います。


さて、今回紹介させていただく記事では以下の項目で、採用専門会社の方へのインタビューが行われています。

  1. 内定のもらえる学生とは?
  2. 企業ウケがよい学生とは?
  3. やりたいことがない学生へのアドバイス
  4. 就活生がするべきこと

3と4は転職希望者には参考にならないかもしれませんが、1の「内定のもらえる学生とは?」と2の「企業ウケがよい学生とは?」は非常に参考になるのではないか、と思いました。

やはり、問題意識を持ってその解決に当たることができる主体性のある人間が求められているようです。
そしてそこには、一昔流行った、ロジカルシンキング…つまり論理的思考能力が要求されるようです。


そして最後の方に、就職活動生におすすめの本として、今や有名になった勝間和代さんと、香山リカさんの本が紹介されています。
二人の著書は読んだことはあるのですが、転職という観点で読んだことはありませんでした。
確かに、転職という観点で読むと何か得られるものがあるかもしれません。


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しかし、勝間和代さんの本に、そのアンチカツマー本として知られる香山リカさんの本を持ってくるのは、やり手であると思いました。
物事は良い局面と悪い局面を見なければ、その実体が見えてきません。
このことから、この二冊は併せて読むと良いと思います。


・やりたいこと、理想を求めるだけでは就職活動は成功しない―企業に求められるはどんな人なのか

2010年12月30日木曜日

面接で使える質問

自分よりレベルが高い人に会ったときに使える質問が紹介されていました。
この質問は面接のときなんかに使えるかもしれないと思いました。

面接では最後の方で、

「質問はありませんか」

と訊かれることがあります。

私もこの展開に困ったことがあるのですが、今回の記事に書いてある質問を使わせてもらえば、難なく好印象で乗り切ることができそうです。


さて、この記事で推奨されている「自分よりレベルが高い人に会ったときによく使っている質問」とは以下の質問です。

○○さんが考えるに、「すごい(その人の専門)と、そうでない人の違い」はなんだと思いますか


確かに、これは心理的な観点からも素晴らしい質問のように思います。
優れている人というのは、それなりにプライドがあります。
また、そうやって何かに秀でることができた思想のようなものが必ずあります。
そして、その優れている部分を認めてもらいたいことから、いろいろと語りたいものです。

実際、私も、いろいろな優れた方にお会いしたのですが、この質問をすると、相手は堰を切ったように喋り始めます。
苦労されている方ほど、その苦労してきた工程を認めてもらいたいようです。

これを語ることができる場をこちらが提供するということは、相手を快適にすることができます。
必然的に好印象を与えることができるのではないでしょうか。


さて、この質問を面接でどう応用するか。
先ほどの質問の「人」を「会社」に置き換えてみてはどうでしょうか。

○○さんが考えるに、「すごい(その会社の専門)と、そうでない会社の違い」はなんだと思いますか


目指す会社のビジョンというニュアンスでも良いかもしれません。
また、そこから求める社員像なんかを訊くと、「こいつはやる気があるな」と、さらに好印象を与えることができるかもしれません。

今回の記事で紹介されている質問はあらゆる場面で応用して使えそうです。


・自分よりレベルが高い人に会ったときによく使っている質問

2010年12月28日火曜日

年収1500万円超えたフリーのプログラマ

転職に関する記事から今日は少し外れて、フリーのプログラマについての記事を書きたいと思います。
生活の手段として、企業で働く以外にフリーランスとして生きるという選択をした人のお話です。

フリーのプログラマになって年収が1,500万を超えたということらしいです。
年収が1,500万というと、普通に会社で働くよりも高い年収となっています。
弁護士の平均年収でも1,600万(2006年データ)と言われているぐらいだから、相当稼いでおられるように思います。

私も今年、何もないところから初めてプログラムを勉強したのですが、3ヶ月ぐらいあればある程度のことができるようになりました。
ちなみに私の場合はrubyから入りました。

この記事でも書かれているのですが、JavaであろうがrubyであろうがPHPであろうが、何から入ってもプログラムは結局、根本のところで同じです。
つまり一つのプログラム言語をマスターしてしまえば、後は他の言語も原理は同じなので比較的簡単にマスターすることができます。

このことから、プログラム未経験者であっても、自分はプログラムをやったことがないから、、、と、フリーランスで生きていかないにせよ、IT系の仕事を度外視しないでも良いように思います。


以下がフリーのプログラマをやっている人の声です。

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:13:55.44 ID:+uZCPTlZP
このご時勢にプログラマでフリーランスとか度胸ありますね


>>5
5年くらいフリーやってる
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:16:46.62 ID:s+YM0Bjk0
もうかりまっか


>>7
結構
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:16:57.54 ID:JW3SvYXzP
使える言語とか
年収
今仕事あるの?


>>8
使える言語って良く聞かれるけど、仕事に応じて何でも使う。アセンブラも。
年収は5年平均で手取り1100万くらいかな。今年は1500万こえた。
仕事は常にある。
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:17:26.04 ID:+uZCPTlZP
俺もIT関連の職に就いてる(プログラマではない)けど、
フリーでプログラマをやるメリットがまるで見えないというか
デメリットで相殺してお釣りが来ると思うんだが、
そこんとこどうなの?


>>10
フリーでプログラマをやらないメリットが思いつかないんだが。
税金もかなり減るし。

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:17:39.48 ID:pULX//mp0
どうやって勉強したの?


>>12
独学。いろんな環境でいろんな言語でいろんな種類のプログラムをたくさん書く。

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:18:38.35 ID:4t4DiIA/O
結局何やんの?


>>14
仕事を取ってくる、お客さんの話を聞く、提案する、作る。
緊急のヘルプを依頼されることも多い。
長期のPMとかは給料いいのだが、結果損をするのであまり受けない。
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:20:41.18 ID:bkCJK0G20
プログラミングと言っても色々仕事はありますが具体的にどんなプログラミングが
主な仕事ですか。 あと、覚えるならやっぱりC++からやったほうがいいのでしょうか
オブジェクトとか。


>>17
本当に色々な仕事があるが、普通の人が出来ない仕事が来ることが多い。
デーモンを作るとかデバイスドライバを作るとか、そういうの。
俺はC→C++(console→Win32)→Java、Perl→PHP→Ruby/Pythonみたいな流れで覚えたが
何からやったほうがいいでしょうか、とか言っている時点で向いてない
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2010/12/27(月) 05:21:06.49 ID:fUtN90RcP
具体的にはどういった分野の仕事してるの?


>>18
何でもやるが得意なのはアセンブラ系。組み込みとかはとても得意
Webの開発は常に1つは受けている。基本金になるがつまらない…。
後は、スポットでPMとかコンサルとか受けている。そういうのは成功報酬でお願いしている。

26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2010/12/27(月) 05:28:25.23 ID:fUtN90RcP
一人でなんとかなる作業量でも、それだけ稼げてんの?
となると相当なセンスと知識と、ある程度のコネと信頼がないと無理ぽ


>>26
そこらの人の10倍程度の作業量は提供出来る自負はあるが、
初年度は手取りで400万ちょいしかなくて大変だった
コネは、しっかりした仕事を受けていたら紹介でなんとかなる
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:29:38.43 ID:M0g2jmGuP
どこからどうやって仕事取ってくんの?


>>28
知り合いに回してもらった最初の仕事は3万円だった。
銀行に3万円が振り込まれたときの感動は今でも忘れない。
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/12/27(月) 05:32:37.32 ID:6BHj64iWO
大学2年で勉強したいんですけど
何かオススメの本ありますか??今一何から始めればいいかわかりません


>>31
これだけ無料で色々情報がある時代に本を買おうと思う理由は何だ



いろいろ参考になる記事でした。


・年収1500万円超えたフリーのプログラマだけど何か質問ある?

2010年12月27日月曜日

企業「もう新卒は採用しません」

転職ブログとして、なんとも衝撃的なタイトルですが、今回はこタイトルの記事を紹介したいと思います。
あるニュース記事に対して、コメントでいろいろと議論されている記事です。

まず、そのニュースは以下になります。

リクルートワークス研究所は20日、民間企業の採用動向に関する調査結果をまとめた。
2012年に卒業する大学生・大学院生の採用が「増える」と回答した企業は全体の9.3%で、「減る」と答えた企業(7.5%)をわずかに上回った。
ただ「わからない」とした企業も28.6%あり、同研究所では新卒採用は「今後の景気動向に大きく左右されそうだ」と分析している。

 11年卒の新卒採用は最終的に59万1000人になる見通し。
10年卒の60万4000人より少なく、厳しい就職事情を浮き彫りにした。

 調査は従業員規模5人以上の民間企業を対象に10月13日~11月5日の間、電話とFAXで実施。
4495社から回答を得た。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E2E2EA938DE0E2E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000


新卒者の就職状況が年々悪化しているといったニュース記事です。
このニュース記事を受けて以下のコメントがありました。

77 天皇誕生日(チベット自治区) :2010/12/26(日) 16:32:48.16 ID:aRLZC6ZV0
新卒は採用しない→就業経験のあるやつしか採用しない

就業経験積めない

どうすんの?


このニュース記事にあることは、新卒者が上場企業などの大手企業ばかりを狙うから起こることであるように思います。
ある企業の経営者から直接、お話を聴いたことがあるのですが、毎年、就職活動シーズンになると、山ほどの履歴書が送られてくるようです。

どれほどの量であるかといいますと、積み上げるとティッシュ箱の厚みほどになる束が10個ほど出来るとか、、、
一枚の履歴書が1mmほどの厚さであるとして、相当な量の履歴書が送られてくることが覗えます。
ちなみにこの企業では、このような大量に送られてきた履歴書の選別に多くの時間をつぎ込むことのないように、自動的に応募者をふるいにかけて精査する仕組みを作られていました。

さて、このように大量に送られてくる履歴書の中から、定員の枠に選ばれるのは至難の業であるように思います。
何より選ばれる人はそれなりの経験を積んできてノウハウやスキルを持っている人ばかりです。
もしもこれに対抗できるノウハウやスキルを持っていないのであれば太刀打ちができません。


ではどうするか。


とりあえず適当な企業に就職することをお勧めします。
もちろん、狙った企業に関連のある業種です。

大手でなければ、そこまで競争率は高くありません。
なぜなら、この時勢で終身雇用システムが崩れてきているので、安定志向の人はこぞって大企業ばかりを狙うからです。
そうなると必然的に、小規模な企業の求人に応募する人は少なくなります。
恐らく、応募すれば高確率で採用されるのではないでしょうか。

確かに小規模な企業であれば人手が足りないことから、俗にいうブラック企業であることが多いと思います。
いろんな雑務なども押しつけられるでしょう。

しかし、それは経験という自分にとってかけがえにない財産になります。
逆にポジティブに捉えるならば、いろんなことを経験させてもらえる、と考えることもできます。

何も一生、その小規模な企業で働かなくてもいいのです。
ある程度の実績、キャリアを積むことができたら、次に、本来目指していた企業に転職すれば良いのです。

大企業では業務が専門化しています。
官僚制に対して使われる言葉ですが、新卒で入ったのであれば、その業務しかできない、いわば「訓練された無能」という状態になっているはずです。
そこに、小規模な企業な会社で様々なことを任せられたことで、いろいろなノウハウやスキルを持った人が入ってくれば、きっと重宝されるでしょう。

また、どこの企業でも常に優秀な人材を欲しています。
小規模な企業で、ある程度の実績、キャリアを積んでいれば、新卒で入社するよりは入りやすくなっているのではないでしょうか。


このような新卒者の就職に限らず、人生とは限られた選択肢しかないものではありません。
未来に向けて、自分の望む数だけ選択肢はあります。
後は、どうやってその選択肢を見つけ、または捻り出して、どれが最適かを選ぶだけであると思います。


・企業「もう新卒は採用しません」

2010年12月26日日曜日

「いい大学を出ていい企業に就職する」のが本当に幸せな人生か?

転職がテーマである当ブログには直接に関係のない記事かもしれませんが、あえて取り上げてみたいと思います。
今回紹介する記事では、「いい企業ってそもそもなに」という素朴な質問からコメントによって、「幸福」というテーマで議論がされています。

転職においても、いい企業というものは何か、というテーマは実は最重要テーマであるように思います。

働くことが人生、、、なんて方もおられますが、この方にとっては特に、何に対して働くか、何のために働くか、ということは大切なことではないでしょうか。


最初に以下のようなコメントがされます。

13 コーンスープ(dion軍) :2010/12/14(火) 23:35:26.61 ID:Xg4UhLvy0
大体そうだろ
ベンサムじゃないが幸福は量的に算出できる

①年収100万 年休170日 単純作業 週四日定時帰り(非正規雇用)
②年収1000万 年休80日 飛び込み営業 残業月150時間
③年収500万 年休120日 ルート営業 残業月30時間

大多数の人が③を選ぶだろ。
x軸を労働量(労働強度x時間)、y軸を所得(給料、社保、福利)とした
予算制約式と仮定するならば、普通の人は最大効用が期待できる③を選ぶ。


確かに、一般的にはこの通りであるように思います。
では、③を手にした者だけが幸せであるのでしょうか。

いえ、決してそうではないと思います。
先ほどの一般的というのは、本当の意味で一般的という意味ではなく、自分から見た「こういうのが幸せというんだろうな」といういわば、予想においての一般的であるからです。

恐らく③は'一般的に'幸福である職業であるために競争率が高いでしょう。
そして、そこに用意された椅子も少ないように思います。
したがって、多くの人はこの③からあぶれて①か②になります。
③以外が幸せでない職業であれば、①と②に従事する大多数の人は不幸せということになります。

世の中の大多数の人が不幸せなのでしょうか?
それは違うと思います。

現に、この記事のコメントでも言われているのですが、③以外でも幸せそうな人はいます。

418 あられ(埼玉県) :2010/12/15(水) 01:16:46.85 ID:NtzHNoUE0
おまえらは高卒とか土方を馬鹿にしてるけど
あいつら地方の安いアパートで妻と子で住んでて
週末はエルゴランドに乗ってイオンとか行ってて幸せそうじゃん

429 イルミネーション(埼玉県) :2010/12/15(水) 01:17:59.93 ID:HYr2Dx3f0
>>418
土方でエルグランド維持するの相当大変だと思うわ
あれリッター7くらいしかはしんないもん

433 イチゴ狩り(東京都) :2010/12/15(水) 01:18:43.09 ID:K3ZXa3LN0
>>418
本当そう思うよ
実家帰ると、中学時代全然勉強できなかったような馬鹿達がみんな結婚してるのな
子供とかできちゃって、週末なんて本当にイオンだよ
本当に楽しそうだ

で、俺はどうかっていうと未だに彼女すらいたことがない
収入は彼らの2倍近くはあろうかというのに、何も優越感を感じられない

きっとこの事実が、この幸福についての議論の回答であるように思います。
'一般的'は飽くまで'一般的'であって、自分の幸福とは自分で探して手に入れるようなものであるように思います。
また、その課程も、おそらくは「幸福」なのでしょう。


どこかで、「人とは脳内でドーパミンを分泌させることを目的として生きている」という記事を読んだ記憶があります。
ドーパミンとは快楽を増幅させる神経伝達物質です。
ドーパミンが分泌されることで満足感や達成感が得られるようです。
このドーパミンは、新しい刺激によって放出されるようです。

この先の言葉に準うならば、ドーパミンが分泌される環境というものが幸福の正体なのでしょう。
そして、このドーパミンが分泌される環境とは人それぞれで異なります。
なぜなら、同じ対象から得られる刺激は個々で異なるからです。

例えば、毎日綺麗なものを見ている人と、毎日汚いものを見ている人が、ある日に綺麗なものを見た際の感動は、数値では表せないでしょうけれど両者で確実に異なると思います。


これらのことから、'一般的'とは飽くまで'一般的'であって、本当の「幸福」とは自分で探して築き上げていくものであると思います。
つまり、転職であろうが、型にはまった'一般的'にこれが幸せという職業はないということです。


最後に、この記事より以下のコメントで締めくくりたいと思います。

140 福笑い(神奈川県) :2010/12/15(水) 00:29:11.26 ID:DbhVLmmeP
幸せな人生ってのは自分で満足できている人生のことだから
良い大学から良い会社へって流れに満足できていれば、
それはその人にとって幸せな人生だと言えるんじゃないか?

・「いい大学を出ていい企業に就職する」のが本当に幸せな人生か?

2010年12月25日土曜日

30代IT社長「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」

転職とは直接関係ない話ですが、今回紹介するのは30代IT社長の話です。
この社長、なかなかクセのある社長のようです。

自身は「上司が悪い」と言いながら転職を繰り返し、最終的に起業に辿り着いたのですが、社長になったら「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」といったようなことを言っているのです。

3年前、ビジネス雑誌の取材で社員20人ほどの人材コンサルティング会社を取材した。
年間売上は3億円、創業6年目のベンチャー企業だ。
経営者は、30代半ばの男性。印象に残っている言葉はこのようなものだった。

 「『会社が悪い』『上司がダメだ』と言っている若い奴らの98%は甘ったれ。給料分を稼ぐことができないのに、批判をするな。うちにも数人いたが、辞めさせた」――。

 実は、この経営者も元“甘ったれ”だ。本人に聞くと、都内の私立大学を卒業後、7~8年で4~5つの会社を変わった。
退職する理由は、そのほとんどが「上司が自分を認めない」というもの。
部下が上司を批判することが「甘え」ならば、彼自身も会社員のころに「甘えていた」と言える。
つまり、上司を批判するいまの部下は、かつての自分なのである。

ベンチャー企業の経営者とは、だいたいがこのようなものなようです。

今回の記事で何が言いたいかと言いますと、転職を繰り返すということの理由、自分に会社が合わないということについてです。

転職を繰り返すことの理由は、多くが「会社と合わない」ということだと思います。
また、何か合わないか、という理由については給料、人間関係、会社のシステム、会社の業務と、いろいろあると思います。


会社と合わない、について深く掘り下げて考えてみましょう。

いくつもの転職を繰り返して、その転職の理由が「会社と合わない」である場合、それは実は自分の中に、会社の理想の姿が出来上がっているのではないでしょうか。
だからこそ、様々な会社と自分がマッチすることがなく、転職を繰り返している。

では、その理想の会社の姿とは何でしょう。
それを明確に書き出してみると、今回の記事で取り上げられているベンチャー企業の経営者のように起業できるのではないでしょうか。
また、今回の記事で取り上げられているベンチャー企業の経営者は、こうやって起業に至ったのではないか、と思います。


何度も転職を繰り返しているということは、こういったように起業に向いているのではないか、と思った記事でした。


・30代IT社長「若者の98%は甘まったれ。屑だから首にしてやった」

2010年12月24日金曜日

高学歴文系&職歴なし&30歳でWebクリエイターになる方法

転職に向けてというテーマに沿って記事を書くのは、当ブログではこの記事が第一回目となります。

今回の記事で紹介するのは、何も知らないところからweb業界に飛び込んだ方が、同じような状態でweb業界に飛び込もうとする友人に向けて書かれた記事です。
筆者の経歴が書いてあるのですが、やはり、何もないところから未知の分野に飛び込んでいくというのは、それなりの覚悟がいるようです。
その様子が赤裸々に綴られれています。

web業界に入られて、相当な勉強をされたみたいです。

私もweb業界に多少足を踏み入れているのですが、勉強しなければならないことが山のようにあります。
前職がケミカル系の研究開発であったので、全く異分野のこの業界に転職となると、これまでのことが通用しません。
日々勉強です。


異分野への転職となると、やはりこういう大変なものである、というのは何もこの記事を読まなくても解ることなのですが、この記事で素晴らしいのは、それを達成して生きていくためのはどうするかということが書かれていることです。
この記事では究極的には、異分野への転職が最終ゴールになっていません。
確かに、この方法であれば、web業界でなく様々な業界の転職にも通用すると思います。

転職がうまくいかない理由の一つとして、雇用主と被雇用者の求めるもののミスマッチがあります。

例えば、

  1. 雇用主がある特定人物を欲しているとします。
  2. しかし、その特定人物は高望みして他の会社へ行きたがっている。
  3. さらには、その特定人物が行きたがっている会社はより上等なスキルを持った人物を欲している。

というようなミスマッチです。
このようなミスマッチが多発しているからこそ転職が上手くいくことが少なく、そしてハローワークの求人が0になることはないのです。


このミスマッチの原理が解れば、逆にこれを転職に利用すればいいのです。


今回紹介する記事でも書かれているのですが、

  1. まずは自分の現在の立ち位置を見極める
  2. 自分の現在の能力で通用する会社を探して、とりあえず入社する
  3. 入社してスキルをひたすら磨き、実績を残す
  4. 実績を武器に最初は挑むのが無理だった会社に転職を試みる

という流れ以外にないように思います。
ダイヤの原石は磨かなければ永遠に、ただの石ころなのです。
まずは石ころを磨く環境を見つけることが重要なのです。

前回の記事でも書きましたが、現在は終身雇用というシステムが陳腐化して、転職が当たり前の時代です。
転職したからといって、その転職先で一生働かなくても良いのです。

次の転職をどうするかを見据えて転職する、というスタイルが一般的になる日も近いように思います。
そういう時代が訪れたら、恐らく、俗に言うブラック企業というものは日本から減ってくるのではないかと思います。
会社側も優秀な人材を長く会社にストックしておきたいと考えるでしょうから。


・高学歴文系&職歴なし&30歳でWebクリエイターになる方法

2010年12月23日木曜日

転職に関する記事を書いていきます

転職に関するブログを立ち上げました。
日本の古き伝統であった就寝雇用、年功序列はもはや過去の産物になっています。

また、会社の廃業数が開業数を上回る時代でもあります。
(中でも製造業、建設業は特に酷い状態であると聴きます)
いつ現在努めている会社が倒産するかも解りません。

このことから、いつも頭に「転職」の2文字が浮かぶ時代になったのではないでしょうか。


しかし、逆に言えば、人が何かに縛られずに生きていくことができる時代になったのではないかと思います。

一つのことに従事していると、それ以外のスキル、ノウハウが身に付きません。
これは、良い歳になったときに、それ以外のことができなくなることから大変なリスクとなります。
一つのことだけに従事しない、つまり複数の経験をするということは、このリスクを回避することができます。


そして、一昔前であれば転職とは悪である、という風潮があったのですが、現代では当たり前とされる時代になっています。
これは、企業も中途採用に対して寛容になっていると言い換えても良いでしょう。
つまり、一昔前と比較して転職が容易な時代となっていること意味します。


また、ハローワークに行くと、何かしらの職は必ず存在しています。
少ないとはいえ、求人は0ではないのです。
つまり、これは言い換えるならば、転職できる可能性は0ではないことを意味しています。


これらのことから、現代というのは、選択によっては人がより人らしく生きていくことができる時代ではないかと思うのです。
さらには、好きなことを選択していくことが肯定されているのですから。


しかし、ただ「転職」とは簡単に言いましても、企業側にも「求人に当たって望む人物像」というものがあります。
こちらの条件をクリアして初めて転職は可能となります。

この条件をクリアするお手伝いを当ブログで出来えば幸いに思います。
当ブログでは転職に必要な、そして役に立つ、資格、スキル、ノウハウに関することを紹介していく予定です。

より多くの資格、スキル、ノウハウを持っていれば、企業側の求める「求人に当たって望む人物像」という条件をクリアする可能性も高くなります。
これは他の転職を考える者に対して大きなアドバンテージを得ることとなります。

そのようなアドバンテージを得ることが出来るような内容にしていけるように頑張っていきたいと思います。