2011年1月18日火曜日

ブラック企業の見分け方


転職活動を行っていく上で気をつけなければならないことがあります。
それは、ブラック企業に捕まらないことです。

ブラック企業とは、ブラック会社ともいい、広義には入社を勧められない企業をいいます。
具体的には、労働法やその他の法令に抵触するような雇用体系をとっていて、また、パワーハラスメントという暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質があります。

このような会社に転職してしまうと、身体と精神を病んでしまいます。
つまり、それは長期に渡って働けなくなることから、なかなかキャリアをその会社で積むことができないことを指します。
また、ストレスで頭が働かなくなることから、効率の良いスキルアップも望めません。
これらのことから、ブラック企業に就職するのは、あまり効率の良いことではないように思います。

ネットでは、ブラック企業をまとめたリストなんていうものが出回っていたりするのですが、それは過去のデータの蓄積に過ぎず、新しく出来た会社なんかのデータがありません。
今回紹介する記事では、ブラック企業をまとめたリストに頼らず、自分でブラック企業と判断する基準が挙げられています。
これで、ブラック企業をまとめたリストにその名前がなくても、自分で、その会社がブラック企業かどうかを判断して、ブラック企業に転職するという最悪の事態を避けることができます。

その基準は以下になります。

  • 社員規模に対する求人数の割合が高い。まとまった人数の求人広告を年中ひんぱんに出している (離職率が高い可能性) 。
  • 「○年後には独立可能」「○年後には年収○○万円」などのわかりやすい「夢」を提示するが、その根拠をはっきり説明しない (過酷な勤務環境を我慢させるための誇張である可能性) 。
  • 給与モデルについて「平均初任給○○万円」などと比較的高い数字を示すものの、内訳の説明があいまい (長時間の残業をこなさないと得られない額を基本給であるかのように偽っている可能性) 。
  • 求人広告で募集していた職種と、説明会や面接で聞いた実際の仕事内容に大きなずれがある (不人気な職種に新人を配置するため募集職種をごまかしている可能性) 。

また、コメント欄にも、以下のような様々な有益な情報が載っています。

友人(20代後半)が転職活動したときの体験談としては、「常時募集」と「求人内容が曖昧」も危ないとか。

前者は「慢性的な人不足=定期的に離職者がいる」の傾向があり、
後者は「募集側(経営側)が、業務に必要なスキルを把握できていない」という傾向があるらしいです。

あくまで傾向です。
また、友人は中小企業に絞って転職活動をしていたので、大きいところにはそぐわないと思います。


ブラック企業に転職という失敗を避けるために必見な記事です。


・就活中の学生の間に「ブラック企業」見分け方を指南する動きが広がる