2011年1月12日水曜日

就活に失敗して思うこと

今回の紹介記事は、就職活動で失敗したことが書かれています。
転職に対して参考になる記事のように思いましたので紹介させていただきます。

この記事の筆者は、「超就職氷河期」と呼ばれる時代に就職された方です。
「超就職氷河期」だから、2002年ぐらいのことでしょうか。
この頃は職がなく、大学卒業者の内定もあまりない時代でした。

筆者は、とにかく職に就くことを第一に就職活動をされていたようです。
そこで内定をもらったのが、本来、自分の興味とは関係のない企業、、、

この企業で働くことになった筆者は、毎日興味のないことをやらされることとなります。
そして、興味のないことだから続かない、、、


この経験を筆者は以下のように反省してまとめられています。

大事なのは、企業を選ぶときにはあくまで自分の欲望に忠実に選ぶことであって、間違えても「自分を企業に合わせよう」なんて思ってはいけない。
この人のすすめている「うそ」は、自分の気持ちを偽れ、ということでは絶対にない。
「入りたいと思っている会社に対して、自分という人材をいかに立派に輝かしくプレゼンテージョンできるか」という能力を磨け、ということだ。
そこを絶対に勘違いしないでほしい。

「0を1にするのはだめだが1を100にするのはあり」

本当にこの一言に尽きると思う。
0を1にしてうっかり何かの間違いで採用されてしまった場合、地獄を見る。
これは絶対にやってはいけないことだと思う。
3年生当時のわたしは、志望動機をつくるときにこの「0を1にする」をやっていた。


確かに、これはもっともなことのように思います。
何度か当ブログでも書いてきたのですが、就職した先に何があるかが重要なのです。
つまり、就職してその先に何に繋がるか、、、

自分の興味ある分野に就職できなくても、結果的にその分野に就職する足がけになるようにすれば良いのです。
そういった意味では、この筆者も興味ない分野に就職されたことで、今回のような気づきを得ることができ、そしてそれを次に繋げる哲学のようなものに発展させることができたので、結果的には良いことではなかったのでしょうか。

しかし、この「0を1にするのはだめだが1を100にするのはあり」という哲学で、転職、もとい就職に失敗しないようにしていきたいものです。


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